キックボクシング練習開始

もう早朝は肌寒いくらいになってきた。それでも日中は夏日近くまで気温が上がる日も多いけど・・・。もう10月も終わるっていうのに、今年は本当に暑い日ばかりだ。

    眩しいくらいのお日様

 

  空手の練習と違ってキックボクシングの練習は分刻みで行う。3分動いて1分休憩。その繰り返し・・・。準備運動ー縄跳びーシャドウーサンドバックーミット打ちースパーリングー縄跳びーストレッチ。こんな感じの練習を毎回行い、だいたい2時間くらいの練習かな。ジムの中は常にストーブが焚いてありかなりの室温なので汗がイヤと言うほど出てくる。最初は30分も動くことができなかったけど2~3か月もするとだいぶ動けるようになってきた。ここのジムは有名な選手が大勢いて、最初にジムに入った時にはTVで見たことのある顔が大勢いて緊張した。何をして良いのかもわからず、先輩方の邪魔にならないように隅っこでまねごとをしていた。そんな日々を過ごすうちにどうしても真似をしたい先輩が現れた。長江国政。TVでもよく見ていたし、超一流の選手。最初は隅のほうで練習を見ているだけだったけど、そのうち、練習終了後のシャワー上がりを待ってタオルを渡したり、ストレッチの手伝いを買って出たりしているうちに一言二言声をかけてもらえるようになってきた。それでも、練習を見てくれることなんてあり得るはずもなく、教えてくれることもなかったけど、それでもしつこいくらいに付きまとた。今思うと、ストーカーだよね・・。そのうち、サンドバックを叩いてると一言、・・しろ!なんて教えてくれて、あとはほったらかし・・・帰り際にあれはよかったゾ!なんてたまに褒めてもらえるようになってきた。所属ジムは違ったけど、長江さんからはいろいろな事を教えていただき私の先生だった。その後も本当に可愛がってもらった。キックボクシングではただ一人の先生。その後、いろいろな場面で巡り合う方々がいるけど、教えを請いたいと思った方々に巡り合えたことは私の人生の財産だ。長江さん・・またどこかでお会いしたいと思います。